レオタードのにほい
「プロローグ」 |
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「はい!跳んで!!もっと!高く!高く!!」 |
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ふくよかな乳房は、重力を感じさせないほど形良く整い、プルルンと音が聞こえるようなお尻もまた、形容しがたい品があった。そしてなによりも、スラリとのびたその脚は、これまで博子が教えた生徒達の中でも比類ない脚線美を持ち合わせていたのだった。 新体操は審判の採点によって成績が決まる競技だ。技術的価値と芸術的価値によって点数が付けられるために、どうしても選手そのものの見た目も重要となる。審判も人間なので、技術が同じレベルであれば、美人のほうに得点が高くなのは当然だった。その点、中谷知佳という選手は、キャリアの不足を補って余りある美貌に恵まれているとも言えた。 |
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(この娘は、十年に一度の逸材だわ!) かつて同じように才能に恵まれ賞賛された女教師は、ますますこのダイヤの原石に魅入られていくこととなる。 |
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