| 英子「内田さん!そちらの方はどなたかしら?」『神聖なる馬場で喫煙?…あきれた人達だわ!』
松木「世界史…いや副理事長の毛利英子先生ですね、はじめまして私は体育教師で野球部監督の松木です、腰を痛めましてニヵ月ばかり休みをいただいておりましたが今日から復職しました」『なんだあ?馬に乗ったままかよ?偉そうに見下ろしやがって…』
内田が口を開ける前に、松木は感情を抑えていかにも体育教師らしく爽やかに返答した。
英子「松木先生は馬術部の練習に興味がおありのようですね…どうです?宜しかったらお乗りになりません?病み上がりのの腰にご負担がかからなければですが…」
松木「いやいやー!毛利先生にご指導して頂けるなら是非一度乗ってみたいのですが、何せようやく治りかけてきたもんですから…またの機会にお願いしますよ」
英子の意外に友好的な応対に松木も気さくに応じた。
英子「あらそれは残念だわー!腰が良くなられたら是非とも乗馬の素晴らしさを体験していただきたいわ!」
内田「乗馬って楽しそうですねー!それに超格好いいや!まっ誰にでも似合うって訳じゃないんでしょうけどね」
用務員という立場を忘れた内田が調子に乗って英子に話し掛けた。
英子「いつでもお待ちしてますわ!ただ一つだけお願いしておきます…そうやって生徒達の目に入る場所での喫煙は今後は慎んで下さい!そもそも所定のエリア以外での喫煙は厳禁なはずでは?…こんな簡単な決まりが守れないのなら生徒達が校則に違反した場合同様に何らかのペナルティを課します。スポーツマンならば心身共に健全でありましょう!…そこに捨てたその吸い殻、きちんと拾っておいて下さい…それでは!」
そう言い終わると英子は手綱を絞った。
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